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性犯罪者の情報公開の可否

奈良の楓ちゃん事件、犯人が捕まって、誰しも思ったのが、警察は何故もっと早く捕まえられなかったのかということでしょう。
今までの犯罪暦を見れば、一番にリストに上がっていたはず。
証拠となるランドセルも携帯電話も自宅に持っていたのだから、家宅捜査ができれば、即解決していたでしょう。
それから、何回も性犯罪を繰り返し、殺人未遂さえも起こしているような人がその辺に何食わぬ顔で住んでいるという事実にも、子供を持つ親として、恐怖を覚えます。
アメリカでは性犯罪は再犯率が高いとして、犯罪者の危険度を3段階に分け、一番危険度の高いランクの人は、近所にも知らせ、インターネットでも公開されているそうです。
日本でも今回の事件で、今後、そういう犯罪を犯した人の住所などを公開するべきではないかという意見も出ているようです。
確かに日本では犯罪者の人権を大切にしすぎていると、私も思います。
被害者やその身内があまりにもかわいそうだと思うこともしばしば。
更生の可能性があるから・・ということでしょうが、それも場合によりけりだと思います。
住所などを一般に公開する事は、その犯人本人だけでなく、家族や親戚も巻き込むことになるし、その近くで次の犯罪を実行するとは限らないので、それが最善とは言えないかもしれません。
けれども、せめてその地域の警察には知らせて、不審者の情報が出た時、リストに上がっている人の挙動を見張るとか・・(警察はそんな暇ないのかな?)
今回の犯人のように、また何かやるということがほぼ確信されるような人を、完全に更生させないうちに世の中に出すのは止めて欲しい!
「保護観察」で犯罪を未然に防いでくれることはできないのですから!
観察員の人が、堂々と「またやると思っていました」なんてTVのインタビューで言っているのって何か変では?
by cyamoro | 2005-01-10 19:00 | ニュース
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